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ダイビングの指導団体ってなに?!

青の洞窟Coreでもダイビングインストラクター及びシュノーケルインストラクターコースを随時開催予定でございますが、そのインストラクターライセンス認定、発行しているダイビング指導団体ってなに、なんて考えた方はいらっしゃるかと思います。

そんな『ダイビング指導団体ってなに?!』にお答えできるような記事にしたいと思います。

ダイビング指導団体ってなに?!

ダイビング指導団体(Diving Instruction Organizations)は、スキューバダイビングのトレーニングや教育プログラムを提供し、ダイビングインストラクターを育成する国際的な組織や機関を指します。これらの団体は、安全なダイビングプラクティスの普及、水中環境の保護、ダイビングコミュニティの発展などを目的としています。

また日本には国内の主要なCカード発行組織(ダイビング指導団体)14社によって構成されているCカード協議会がございます。

Cカード協議会とは?!

Cカードを発行するための「最低指導基準の採択と普及」を主たる目的とし、1994年7月20日に設立されて以来「エントリーレベル基準」「インストラクターレベル基準」「スーパーバイザーレベル基準」「インストラクタートレーナー基準」を採択し、その採択基準の普及に努めています。「Cカード」とはダイビング認定証のことで、英語で Certification-Card の事を言い、一般的にはCertification の頭文字の「C」をとって「Cカード」と称しています。

Cカード協議会が採択している最低指導基準は、実質的な世界標準となっているアメリカRSTC(*1)基準に基づいて作成されたものであり、当協議会加盟社において指導基準を採択して発行されるCカードは、世界各地域で広く認知されています。また、当協議会は同様な指導基準を採択している世界各地域の組織と連携して「WRSTC(*2)」を構成している重要なメンバーの一つです。また「安全で楽しいダイビング普及」のために、日常的に業界内の他の組織との間で積極的な情報交換を行っており、必要に応じて「ダイバーの方々」、「業界内の他組織」、「行政機関」、「他の海域利用組織」等に対して意見表明や提言などを行っています。

POINT難しい事はさて置き、カード協議会に入っているダイビング指導団体は単純に安全で信用できるものだと言ってよいかと思います。

ダイビングインストラクターになりたい、なんて方は是非ご相談ください、青の洞窟Coreにテナントに入って頂いてるダイビング事業者にはインストラクタートレーニングセンターもございますので力になれるかと思います。

下記は世界で代表的なダイビング指導団体をご紹介しています!

世界の主要ダイビング指導団体の紹介

ダイビング指導団体は、スキューバダイビングの安全な実践と継続的な教育を推進し、水中の冒険者たちにスキルや知識を提供しています。これらの団体は、様々なトレーニングプログラムやカリキュラムを通じて、初心者からプロフェッショナルなダイバーまで幅広い経験者に対応しています。以下は、いくつかの主要なダイビング指導団体についての詳細な紹介です。

PADI
PADI(Professional Association of Diving Instructors)

PADIは、アメリカ合衆国を拠点とする世界最大かつ最も普及したダイビング指導団体です。1959年に設立され、以来、PADIはダイビングコミュニティに革新的なアプローチをもたらしています。彼らのトレーニングプログラムは、オープンウォーターダイバーから始まり、アドバンスト、レスキュー、ダイブマスター、そしてインストラクターレベルまで広がっています。PADIはオンライン学習、デジタルマテリアル、現地のPADIダイブセンターでの実践的なトレーニングを組み合わせ、柔軟性とアクセス可能性を提供しています。

NAUI
NAUI(National Association of Underwater Instructors)

NAUIはアメリカ合衆国を本拠地とするダイビング指導団体で、長い歴史を有しています。NAUIのトレーニングは技術的であり、水中のスキルだけでなく、リーダーシップスキルにも焦点を当てています。NAUIのカリキュラムは、初級からテクニカルダイバーまでを対象にしており、独自のアプローチでダイバーの成長をサポートしています。

SSi
SSI(Scuba Schools International)

SSIはアメリカ合衆国を拠点とし、ダイバーに対して柔軟性と自己ペースで学ぶ機会を提供しています。SSIのトレーニングはデジタル学習に焦点を当て、オンラインでの学習と現地のSSIダイブセンターでの実地トレーニングを組み合わせています。初級者からプロフェッショナルまで包括的なカリキュラムがあり、スキューバダイビングを学ぶ際に多くの選択肢を提供しています。

Stas/cmas
CMAS(Confédération Mondiale des Activités Subaquatiques)

CMASはフランスに本拠を置く国際的なダイビング指導団体で、スポーツダイビングおよびテクニカルダイビングのトレーニングを提供しています。CMASは、科学的な理論と実践的なスキルのバランスを取りながら、様々な水中活動に対応しています。ヨーロッパを中心に広く認知されており、国際的なダイバーのコミュニティで尊重されています。

BSAC
BSAC(British Sub-Aqua Club)

BSACはイギリスに本拠を置くダイビング指導団体で、イギリス国内および国際的に広く活動しています。BSACは、技術的なダイビングにも焦点を当てており、特に冷水域でのダイビングに適したスキルを学ぶことができます。BSACはクラブ制度を重視し、ローカルなダイビングコミュニティを支援しています。
これらの指導団体は、それぞれが独自のトレーニングプログラムやカリキュラムを有しており、ダイバーの経験や興味に合わせて選ぶことができます。また、これに加えて、地域ごとに活動しているローカルなダイビングクラブやスクールも存在します。

これらの指導団体は、それぞれが独自の特徴や強みを持っており、ダイバーが自分のニーズに合ったトレーニングを受ける事ができます。各指導団体は、日本国内の様々な地域でクラブやスクールと提携しており、ダイバーにとってアクセスしやすい環境を整えています。

青の洞窟Core(コア)のお勧めのダイビング指導団体は『STARS/CMAS』、『PADI』の2団体になります。PADIはカリキュラムがしっかりしていてイチからジュウまで基準通り対応すれば認定されるイメージです、スターズに関しては参加者ゲストに合わせてインストラクターがスキルの順序を変えたりフレキシブルに講習をすすめる事が出来る事がメリットかと思います。

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