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コラム

ダイビングライセンスの年齢制限は?何歳から取得可能?ジュニアオープンウォーターから解説

ダイビングの世界への入り口であるライセンス取得。年齢制限が気になっていませんか?

この記事では、PADI、NAUI、SSI、BSAC、CMASといった主要団体のダイビングライセンスの年齢制限を分かりやすく一覧で解説します。

何歳からダイビングライセンスを取得できるのか、ジュニアオープンウォーターダイバーとは何か、取得方法、できること、そしてオープンウォーターダイバーへの移行方法など、疑問をスッキリ解消します。

10歳未満のお子さんでもダイビングを楽しめる方法も紹介しているので、家族でダイビングに挑戦したい方にも必読です。

さらに、年齢制限以外にも知っておくべき健康状態の確認や、未成年者の場合は保護者の同意書が必要となる点など、安全にダイビングを楽しむための注意点も網羅。

ライセンス取得の流れや費用についても触れているので、この記事を読めば、あなたにぴったりのダイビングライセンス取得への道筋が見えてくるはずです。

年齢や条件に合わせたライセンスの種類を理解し、安心してダイビングの世界へ一歩踏み出しましょう。

ダイビングライセンスの年齢制限一覧

女性がダイビングライセンス取得コースの説明をうけている画像

ダイビングライセンスには、年齢制限が設けられています。

これは、安全にダイビングを楽しむために必要な体力や判断力、責任感などを考慮したものです。

各団体によって年齢制限は若干異なりますので、取得を希望する団体の規定を確認しましょう。

各団体の年齢制限

主要なダイビング指導団体の年齢制限を一覧で示します。年齢は、コース開始日時点での年齢となります。

団体名ジュニア・オープンウォーター・ダイバーオープンウォーター・ダイバー
PADI10歳以上15歳以上
NAUI10歳以上15歳以上
SSI10歳以上15歳以上
BSAC12歳以上14歳以上
CMAS14歳以上(CMAS *)14歳以上(CMAS *)

CMAS * は、各国の加盟団体によって年齢制限が異なる場合があります。

日本では、多くの場合14歳以上となっています。

より詳しい情報は、各団体の公式ウェブサイトをご確認ください。

PADI

PADIでは、10歳からジュニア・オープンウォーター・ダイバーとして認定を受けることができます。

15歳になると、オープンウォーター・ダイバーに移行できます。

10歳から14歳までのジュニア・ダイバーは、認定を受けた大人のダイバーと一緒にダイビングを行う必要があります。

NAUI

NAUIもPADIと同様に、10歳からジュニア・オープンウォーター・ダイバーとして認定を受けることができます。

15歳になると、オープンウォーター・ダイバーに移行できます。

こちらも同様に、10歳から14歳までのジュニア・ダイバーは大人のダイバーと一緒にダイビングを行う必要があります。

SSI

SSIもまた、10歳からジュニア・オープンウォーター・ダイバーとして認定を受けることができます。

15歳になると、オープンウォーター・ダイバーに移行できます。

10歳から14歳までのジュニア・ダイバーは大人のダイバーと一緒にダイビングを行う必要があります。

BSAC

BSACでは、12歳からOcean Diverの資格を取得できます。

これは、他の団体のジュニア・オープンウォーター・ダイバーに相当します。

14歳になると、Sports Diverにステップアップでき、これはオープンウォーター・ダイバーに相当します。

12歳から17歳までのダイバーは、経験豊富な大人のダイバーの監督下でダイビングを行う必要があります。

CMAS

CMASは、各国の加盟団体によって年齢制限が若干異なる場合があります。

日本では、多くの場合14歳からダイバー* 資格を取得できます。

これは、他の団体のオープンウォーター・ダイバーに相当します。

ジュニアオープンウォーターダイバーについて

黒いウェットスーツを着用している男の子の画像

ジュニアオープンウォーターダイバーとは、ダイビングの国際ライセンスであるオープンウォーターダイバーのジュニア版です。

一定の年齢に達していないダイバーが取得できるライセンスで、大人のダイバーと同様にダイビングを楽しむことができますが、いくつかの制限があります。

ジュニアオープンウォーターダイバーの年齢制限

ジュニアオープンウォーターダイバーの年齢制限は、各団体によって若干異なります。

代表的なダイビング指導団体PADI、NAUI、SSIの場合、10歳から取得可能です。

BSACの場合は12歳から、CMASの場合は14歳から取得できます。

団体年齢制限
PADI10歳以上
NAUI10歳以上
SSI10歳以上
BSAC12歳以上
CMAS14歳以上

各団体の詳細な規定は、それぞれの公式サイトをご確認ください。

ジュニアオープンウォーターダイバーでできること

ジュニアオープンウォーターダイバーは、認定を受けた水深まで、保護者もしくは認定ダイバーと一緒にダイビングを楽しむことができます

水深制限は、年齢によって異なり、段階的に深くなります。

例えば、PADIの場合、10歳~11歳は最大水深12m、12歳~14歳は最大水深18mまで潜ることができます。

15歳になると、オープンウォーターダイバーに移行することで、最大水深18mまで潜ることができます。

また、ナイトダイビングやドリフトダイビングなどのアドベンチャーダイビングに参加することも可能ですが、こちらも年齢や経験に応じた制限があります。

詳しくは、各指導団体の基準を確認してください。

ジュニアオープンウォーターダイバーの取得方法

ジュニアオープンウォーターダイバーの取得方法は、オープンウォーターダイバーとほぼ同じです。

学科講習、プール講習、海洋実習の3つのステップで構成されています。

学科講習では、ダイビングの基礎知識、器材の使い方、安全対策などを学びます。

プール講習では、実際に器材を使って基本的なスキルを練習します。

海洋実習では、海で実際にダイビングを行い、学んだスキルを活かしてダイビングを楽しみます。

取得にかかる費用や期間は、ダイビングショップによって異なりますが、費用は5万円~8万円程度、期間は3日~5日程度が一般的です。

体験ダイビングに参加して、自分に合うかどうか試してみるのも良いでしょう。

年齢制限と合わせて知っておきたいダイビングの注意点

ダイビングは水中という特殊な環境で行うスポーツであるため、年齢制限以外にもいくつかの注意点があります。

安全にダイビングを楽しむために、以下の点に気をつけましょう。

未成年者の場合の同意書

未成年者がダイビングライセンスを取得する場合、保護者の同意書が必要です。

ダイビングスクールによっては、保護者同伴での説明会への参加を求められる場合もあります。

同意書の内容をよく確認し、保護者としっかり話し合った上で手続きを進めましょう。

健康状態の確認

ダイビングは身体への負担がある程度かかるスポーツです。

年齢に関わらず、健康状態によってはダイビングができない場合があります。

事前に医師の診断を受け、健康状態を確認しておくことが重要です。

特に、以下の項目については注意が必要です。

項目詳細
循環器系疾患高血圧、心臓病など
呼吸器系疾患喘息、気胸など
耳鼻咽喉系の疾患中耳炎、蓄膿症など
てんかん発作の既往歴がある場合
糖尿病インスリン治療を受けている場合など
妊娠妊娠中はダイビングできません。

上記の疾患以外にも、健康状態に不安がある場合は、必ず医師に相談しましょう。

病気を隠してダイビングを行うと、重大な事故につながる可能性があります。

また、耳抜きがうまくできないと、耳に損傷を与える可能性があります。

耳抜きの方法を事前にしっかり練習し、潜行中はこまめに行うようにしましょう。

耳抜きができない場合は、無理に潜行せず、インストラクターに相談しましょう。

さらに、ダイビング後の飛行機搭乗にも注意が必要です。

減圧症のリスクを避けるため、ダイビング後18時間以上は飛行機に搭乗しないようにしましょう。

複数のダイビングをした場合は、24時間以上空けることが推奨されています。

詳しくはDivers Alert Network (DAN)のガイドラインなどを参照ください。

これらの注意点を守り、安全にダイビングを楽しみましょう。

ダイビングライセンス取得の流れ

ダイビングライセンスコース中も遊びながら学んでいる画像

ダイビングライセンスの取得は、大きく分けて学科講習、プール講習、海洋実習の3つのステップで行われます。

それぞれのステップで必要な知識やスキルを学び、最終的に認定を受ける流れとなります。

学科講習

学科講習では、ダイビングに必要な基礎知識を学びます。

ダイビング器材の使用方法、水中の物理学、生理学、安全対策、緊急時の対応など、幅広い内容が網羅されます。

教材として教科書やDVDなどが使用され、インストラクターによる解説が行われます。

eラーニングで受講できる団体もあります。

学科講習の内容

  • ダイビング器材の知識と使用方法
  • 水中の物理・生理学
  • ダイビング計画と安全対策
  • 緊急時の対応
  • 環境保護

プール講習

プール講習では、学科講習で学んだ知識を基に、実際に器材を使用し、基本的なダイビングスキルを練習します。

水中で呼吸をする方法、耳抜きの方法、浮力のコントロール、水中での移動方法、緊急時の対応などを実践的に学びます。

安全な環境で繰り返し練習することで、スキルを習得し、自信をつけることができます。

プール講習の内容

スキル内容
器材の組み立てと装着ダイビング器材の正しい組み立て方と装着方法を学びます。
水中での呼吸レギュレーターを使用して水中で呼吸する方法を練習します。
耳抜き水圧による耳の痛みを軽減するための耳抜きの方法を学びます。
浮力のコントロールBC(浮力調整装置)を使用して水中での浮力をコントロールする方法を練習します。
水中での移動フィンを使って水中を効率的に移動する方法を練習します。
緊急時の対応器材のトラブルや緊急時の対応方法を学びます。

海洋実習

海洋実習は、実際に海で行われる実習です。プール講習で学んだスキルを、実際の海で実践することで、より実践的なダイビングスキルを習得することができます。

海洋実習は、通常2日間かけて行われ、4ダイブ以上が必須となります。

水深や環境の異なる場所でダイビングを行うことで、様々な状況に対応できるスキルを身につけることができます。

また、海洋実習では、水中生物の観察や水中写真撮影など、ダイビングの楽しみを体験することもできます。

海洋実習の内容

  • オープンウォーターダイバーの場合、最大水深18mまでのダイビングを行います。
  • 水中ナビゲーション
  • 水中生物の観察
  • 水中写真撮影(オプション)

これらのステップをすべてクリアすることで、ダイビングライセンスを取得することができます。

取得したライセンスは世界中で有効であり、様々な場所でダイビングを楽しむことができます。

PADIの公式サイトでより詳しい情報を確認できます。

PADI公式サイト

各ステップの内容や必要なスキルは、ダイビング団体によって多少異なる場合があります。

詳しくは、各団体のウェブサイトなどでご確認ください。

ダイビングライセンス取得にかかる費用

旅行予算について電卓をたたいている画像

ダイビングライセンスの取得にかかる費用は、コースの種類、ダイビングショップ、地域によって異なります。

大きく分けて、講習費用、教材費、器材レンタル費、施設使用料、申請料などが含まれます。

費用の内訳を理解し、予算を立てておきましょう。

PADIオープンウォーターダイバーコースの場合

PADIオープンウォーターダイバーコースは、世界で最も普及しているダイビングライセンスです。

費用は、以下の項目で構成されます。

費用項目金額の目安備考
講習費用40,000円~60,000円インストラクターへの指導料、学科講習、プール講習、海洋実習などが含まれます。
教材費10,000円~20,000円テキスト、ログブック、ダイブテーブルなどが含まれます。デジタル教材を使用するコースもあります。
器材レンタル費10,000円~20,000円 (コース期間中)ダイビング器材一式(BCD、レギュレーター、マスク、フィン、スノーケル、ウェットスーツ、ブーツ、グローブなど)のレンタル料です。自分の器材を持っている場合は不要です。
施設使用料5,000円~10,000円 (コース期間中)プールや海洋実習場所の使用料です。
申請料5,000円~10,000円Cカード(ライセンスカード)の発行手数料です。
その他交通費、宿泊費、食費など海洋実習場所までの交通費、宿泊費、食費などは別途必要です。宿泊を伴う場合は、宿泊費や食費も考慮に入れましょう。
現地集合の場合と、ショップが交通手段を用意する場合があります。

合計で、およそ70,000円~120,000円が目安となります。

ただし、キャンペーンや割引などを利用することで費用を抑えられる場合もあります。

より詳しい費用については、PADIのウェブサイトなどを参考にしてください。

eラーニングで費用を抑える

eラーニングで学科講習を受講することで、費用を抑えることができます。

eラーニング教材費は、10,000円~20,000円程度です。

eラーニングを利用することで、通学にかかる交通費や時間を節約することもできます。

上級コースの費用

アドバンスドオープンウォーターダイバー、レスキューダイバーなど、上級コースを受講する場合、さらに費用がかかります。

コースの内容や期間によって費用は変動しますが、目安として30,000円~60,000円程度と考えておきましょう。

器材購入費用

ダイビングを継続的に楽しむ場合は、自分の器材を購入する方が費用を抑えられます。

器材一式を揃えると、200,000円~500,000円程度かかります。

最初はレンタルで始め、徐々に必要な器材を揃えていくのも良いでしょう。

ダイビングライセンス取得にかかる費用は、決して安くはありません。

しかし、一生ものの資格を取得し、素晴らしい水中世界を体験できることを考えれば、価値のある投資と言えるでしょう。

しっかりと費用を理解し、計画的に取得を進めてください。

よくある質問

虫眼鏡に?マークの画像

ダイビングライセンスの年齢制限に関して、よくある質問をまとめました。

10歳未満でもダイビングはできる?

はい、10歳未満でもダイビング体験は可能です。

多くのダイビングスクールでは、体験ダイビングスノーケリングといったプログラムを提供しており、年齢制限も緩やかです。

ただし、水深や潜水時間などに制限があるため、必ず事前に確認しましょう。

たとえば、PADIでは「バブルメーカー」というプログラムがあり、8歳から参加できます(PADI バブルメーカー)。

また、お子様の年齢や体力に合わせたプログラムを提供しているダイビングスクールもあるので、相談してみるのがおすすめです。

ジュニアオープンウォーターダイバーからオープンウォーターダイバーへの移行方法は?

ジュニアオープンウォーターダイバーが15歳になると、自動的にオープンウォーターダイバーに移行します。

追加の講習や費用は不要です。ただし、認定カードの更新が必要な場合がありますので、所属するダイビング団体またはダイビングスクールに確認しましょう。

15歳になった時点で、より深い水深でのダイビングが可能になります。

年齢制限以外に、ダイビングライセンス取得の条件はある?

年齢制限以外にも、ダイビングライセンス取得にはいくつかの条件があります。

主な条件は以下の通りです。

条件詳細
健康状態病歴や現在の健康状態によっては、医師の診断書が必要な場合があります。呼吸器系、循環器系、耳鼻咽喉系の疾患がある方は、特に注意が必要です。事前にダイビングに関連する健康上の問題について確認しておきましょう。
泳力一定の泳力が必要です。団体によって基準は異なりますが、一般的には200mの遊泳、または300mのスノーケリングができることが求められます。
未成年者の場合保護者の同意書が必要です。

これらの条件を満たしていない場合でも、ダイビング体験は可能な場合があります。

ただし、ライセンス取得を目指す場合は、これらの条件をクリアする必要があります。

ダイビングライセンスの種類と年齢制限の違いは?

ダイビングライセンスには様々な種類があり、それぞれ年齢制限や取得条件が異なります。主なライセンスの種類と年齢制限は以下の通りです。

ライセンスの種類年齢制限詳細
ジュニアオープンウォーターダイバー10歳~14歳水深12mまで潜水可能。15歳になると自動的にオープンウォーターダイバーに移行。
オープンウォーターダイバー15歳以上世界中で最も普及しているライセンス。水深18mまで潜水可能。
アドバンスドオープンウォーターダイバー15歳以上(ジュニアアドバンスドオープンウォーターダイバーは12歳以上)より深い水深(30mまで)への潜水や、ナイトダイビング、水中写真など、様々なスペシャルティダイビングに挑戦可能。
レスキューダイバー15歳以上(ジュニアレスキューダイバーは12歳以上)水中でのトラブル発生時に、自分自身や他のダイバーを救助するための知識とスキルを習得。

それぞれのライセンスの詳細については、各ダイビング団体のウェブサイトなどを参照ください。

例えば、PADIのウェブサイトでは、様々なライセンスの情報が掲載されています。

まとめ

この記事では、ダイビングライセンスの年齢制限について、主要な団体であるPADI、NAUI、SSI、BSAC、CMASを例に詳しく解説しました。

各団体によって多少の差異はありますが、一般的には10歳からダイビングライセンスの取得が可能です。

10歳から14歳まではジュニアオープンウォーターダイバーとして認定され、15歳以上でオープンウォーターダイバーへと移行できます。

ジュニアオープンウォーターダイバーは、水深12メートルまで、保護者または認定ダイバーの同伴でダイビングを楽しむことができます。

15歳になると、オープンウォーターダイバーに移行することで、水深18メートルまで潜水可能となり、活動範囲が広がります。

移行手続きは各ダイビング団体で定められており、比較的簡単な講習や手続きで完了します。

ダイビングライセンスの取得には、年齢制限以外にも健康状態の確認が必須です。

病歴や現在の健康状態によっては、医師の診断書が必要となる場合もあります。

また、未成年者がライセンスを取得する際は、保護者の同意書が不可欠です。

安全にダイビングを楽しむため、これらの条件を事前に確認し、必要な手続きを済ませておきましょう。

ダイビングは年齢を問わず楽しめる素晴らしいアクティビティです。

この記事が、これからダイビングに挑戦しようと考えている方、特に年齢制限について不安を抱えている方の参考になれば幸いです。

それぞれの年齢に合わせたライセンスの種類があるので、自分に合ったライセンスを取得し、安全にダイビングを楽しみましょう。

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